シードペーパーの印刷

種が漉き込まれたシードペーパーは、名入れやカラー印刷ができますが、紙の種類によって注意していただく点があります。

シードペーパーへの印刷方法をまとめました。

1. レタープレス印刷(活版印刷)

ヴィンテージの活版印刷機を使用し、厚口および中厚のシードペーパーに黒1色で社名やロゴを型押しするレタープレス印刷ができます。

できるだけ薄い色のシードペーパーをお選びください。濃い色のシードペーパーに白インクで印刷する場合、白は透明インクのため、シードペーパーの紙の色が透けてみえます。

細い線やディテールの印刷には向きません。紙の端から4mmは印字できません。印刷面積を抑えることで、発芽にも影響が出ないようにしています。


2. インクジェット印刷

中厚、うす厚のシードペーパーに、独自開発で改良を重ねたインクジェット印刷が可能です。範囲の広いベタなどは対応できません。シードペーパーに対して、印刷の占める割合は20〜30%を推奨しています。紙の端から4 mmは印刷不可となります。

埋め込まれた種の発芽率をできるだけ高く維持するためにインクジェット印刷を採用しています。

種に損傷を与えるため、オフセット印刷やレーザー印刷は適しておりません。


3. 両面印刷についてのご注意

シードペーパーは紙に凹凸があるため、両面印刷にはご注意ください。トンボが正確に反映されないので、オモテ面と裏面で、印刷位置にプラスマイナス数ミリの誤差が出る場合があります。


4. オフセット印刷、レーザー印刷について

シードペーパーでは、オフセット印刷およびレーザー印刷は利用できません。オフセット印刷では、印刷機のローラーで、種をすべてつぶしてしまいます。レーザー印刷は熱をともなうので、種の品質低下につながります。このようなことからインクジェット印刷を推奨しています。


5. 家庭用インクジェットプリンターでの印刷

家庭用インクジェットプリンターで印刷できるのは「うす厚」紙のみです。
種が漉き込まれているため、紙の表面に凹凸があります。手差しトレイを使って、給紙の際に手を添えて補助しながら印刷してください。
インクの吸収がよいので、繊細な文字や線は太くなる傾向があります。
写真は、シャープな印刷には向きません。
目詰まりや汚れの問題になるため、大きなベタ面は印刷できません。