「毎日、水をあげているのに芽が出ないわ。」
というお電話をいただきました。
お嬢様から届いた母の日のプレゼントの胡蝶蘭に一緒についてきたそうで、
「なぜ?」「せっかくだから楽しみたい」と
連絡先の弊社の電話番号にかけてくださったとのことです。
そんなとき
「芽が出るまでは室内で、ラップや新聞をかけてみてください」
とお答えしています。
小さなタネは、強い日差しや雨、風の影響を受けやすく、
朝晩水をあげても、土や紙の部分がすぐに乾いてしまいます。
種を発芽させるためには湿った土を保つ必要があります。
発芽には、ほぼ日光は必要ないので
(パセリなど必要な品種もあります)、
室内のほうが湿り気を管理しやすいのです。
そして、発芽して双葉が出たら、そろそろ半日陰くらいの屋外に出します。
いきなり真夏の直射日光は避けてくださいね。
ひとことアドバイス
発芽まではぜったいにシードペーパーやグリーンスティックを乾かさないでください。